煮物だけじゃない!鍋を使いたおす9つの調理方法(とおすすめの逸品)

みなさんは鍋を料理道具としてちゃんと使いこなせてますでしょうか?カレーを作ったりパスタをゆでたり、、、あれ?これくらいしか使ってない・・・って方、お鍋が泣いてるかもしれませんよw。

ま、そんなことはないとは思いますが。実は鍋でできる料理って意外なほどに多いんですよね。鍋ってとっても「万能」なんです。もーねー、だいたいの加熱調理は鍋っていう料理道具を使えばできちゃいます。どれだけポテンシャルが高いのかしら!!結婚相手はお鍋にしておけばよかったのかしら・・・(←僕はストレートw)。

ってことで、ここでは鍋でできちゃう調理方法を「ドバーっ!」っとご紹介しちゃいますね。加えて素敵な製品も併せてご紹介します。ちなみに、ここで紹介する製品は贈答用(結婚祝いとか新築祝い、引越祝い)にもぴったりなんですよ!

~本日のお品書き~ 1. 沸かす    - 岩鋳の湯沸し鍋
2. 茹でる    - ラゴスティーナのパスタイオーラ
3. 煮る     - 土楽窯の黒鍋
4. 揚げる    - 砲金の揚げ鍋
5. 炊く     - 野田琺瑯のごはん鍋
6. 蒸す     - STAUBのピコ・ココット・ラウンド
7. 焼く・炒める - チェリーテラスのクリステル
8. 無水調理   - 生活春秋の無水鍋
9. 燻製     - ロッヂのダッチオーブン


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1. 沸かす - 岩鋳の湯沸し鍋

いきなりの調理方法が「沸かす」ってどうなの?これ、料理っていう?っていうかやかんでいいんじゃね!?ってねw。ま、これは序の口でのご紹介です。

それにしてもなんとも風情のある料理道具ですよね。これ、「南部鉄器」ってやつです。南部とか言いながら北陸育ちです(南部藩(岩手)のことです)w。南部鉄器は皆さんご存知の通り鉄を溶かして固めてる「鋳鉄」ってのでできてます。で、この「保温性」が優れ杉。二杯目飲むときもアツアツでいてくれるやかん、あ、鍋って、なんかいいっすよねw。

「自宅カフェでいつまでもアツアツで~♪」なんてメッセージとともにご結婚祝いに送るってのがおされな使い方ですw。 あ、余談ですが、南部鉄器を選ぶときは、「岩鋳」っていうブランドを選べば間違いありません!




2. 茹でる - ラゴスティーナのパスタイオーラ

「茹でる」。これはさすがに鍋だからこそ!な調理方法ですよね。

茹でる調理をするときの鉄則は「たっぷりの沸騰したお湯」ってやつ。え?どれくらいがたっぷりっていうの?って話ですが・・・10倍あれば何とかたっぷりです。20倍だとたっぷりプリ。例えば100グラムの乾麺のパスタをゆでるなら、2リットル(2,000グラム)の沸騰したお湯がほしいところです。

たっぷりのお湯を沸かせる鍋といえば「寸胴鍋」。とぉ~っても場所取りで邪魔な鍋ですから、安易に買ってしまうと鬼嫁に捨てられますw。購入するときは収納をちゃんと考えて、交渉・説得に多大な時間と歯の浮く言葉を投入してください。「ラゴスティーナのパスタロボを使ってる君って素敵だよ♪」って耳元でささやいてあげたら・・・ま、許してくれないかw。



3. 煮る - 土楽窯の黒鍋

「煮る」といえば、っていうか、「鍋」って言えば、の「鍋料理」ですよねぇ~、やっぱり。家族で、友達で、一人でも、楽でおいしい鍋料理なんです。

鍋料理で使う鍋はもっぱら土鍋が主役ですね。土鍋は熱の伝導性が悪いのですが、保温性は抜群。しかもここで紹介している、伊賀焼のいわゆる「黒鍋」ってやつは底が分厚杉。厳密な形状としてはちょっと浅めで、「すっぽん鍋」という業務用のお鍋に分類されます。が、この造形美がうけちゃって、僕みたいな素人からもちやほやされとりますw。

もちろん普通のお鍋でも全く問題ありませんが、せっかくならお気に入りの逸品で食べてみたいものですね。



4. 揚げる - 砲金の揚げ鍋

「揚げる」っていう料理もお鍋ならではですよね。でも、揚げ物ってやっぱり難しい。。。そんな揚げ物の腕前をグッっと上手にするためには、「伝導性」と「蓄熱性」に優れた鍋が必要です。

ってことで、「伝導性」と「蓄熱性」で考えると「銅」製の鍋がいちばん。でも、銅ってメンテナンスが面倒だったりするので、銅に「すず」っていう金属を混ぜた「砲金」って呼ばれてる鍋が使われます。そうです、あの天ぷら屋さんの鍋は「砲金」って呼ばれていて、銅が90%、すずが10%でできているんですね(ときどき鉛も入ってます)。金色に輝く高級感、たまんないっすw。



5. 炊く - 野田琺瑯のごはん鍋

炊くといえばお米。日本人の大好きな食べ物です。僕も毎日食べてますw。で、このお米、もちろん炊飯器で炊けますが、中途半端な炊飯器だとお米の良さを引き出せなかったりします。

ってことで、最近流行ってるのが、「お米、お鍋で炊いちゃおうよ!」ってやつです。土鍋で炊いたり、アルミのお釜があったりもしますが、、、勢いに乗っているのが「鉄」です。この野田琺瑯のKAMADOシリーズの「ごはん鍋」ってやつが、群を抜いてデザインがいいんですよね。「食卓にそのまま出してあげたくなる」料理道具です。あの子供の「おかわりぃ!」には、やっぱり目の前で「これくらい?もっと?」って聞いてあげたくなりますよね。



6. 蒸す - STAUBのピコ・ココット・ラウンド

蒸すっていう調理でももちろん鍋が使えます。蒸し器とかせいろとか、蒸すための専用の料理道具ありますけどね。あいつらってほんっと場所取りなんですよw。ってことで、深めのお鍋(蓋は必需品)があれば結構簡単にできちゃいます。

これはホーロー鍋の大御所の1つのSTAUB。ホーローは伝導性と蓄熱性に優れているので、ちゃんとしたホーロー鍋を一つ持っておくととっても重宝しますよね。あ、ちなみに、STAUBで蒸し物やる人って、なぜか容器もSTAUBなんですw。



7. 焼く・炒める - チェリーテラスのクリステル

焼くという調理は、素材と量と焼き方で使う料理道具をきめますが、いったん火を通してから煮る(カレーとかw)なんてときは、お鍋で炒め物やっちゃいますよねー。あと、じっくり火を通して焼きたいよ!っていう場合もお鍋は選択肢の一つです。炒める=フライパンってわけじゃないですよね。

お鍋で炒め物をするときに注意したいのが、やっぱり焦げ付き。そんなときに重宝するのが「頑丈」な「多層構造」のステンレス鍋です。焦げ付きにも強いし、万が一焦げ付いたとしてもステンレスたわしで洗ってあげれば速攻で落ちます。「ステンレスたわしで洗わないでください!」とか注意書きがありますが、まったく問題なしw。

このお鍋は、取っ手の取れるティファー○、じゃなくて、クリステルっていうステンレス鍋です。両手鍋としても使えて、取っ手をつければ片手鍋に変身。なんて言っても収納が便利なので僕もその昔はずっと愛用してました。今は僕の母が重宝して使っておりまする。



8. 無水調理 - 生活春秋の無水鍋

無水調理、最近流行ってるんですよねー。素材の水分だけで料理することで、野菜やお肉の栄養分を存分に味わう。どゆことか?

この無水調理って煮物と蒸し物に近いのですが、普通は煮物って水を入れて沸騰させて水の対流で素材に熱を伝えますよね。直接素材を加熱しない。だって焦げ付くしまんべんなく熱が伝わらないし。でも、水をいれて煮ることのデメリットは、蒸気でうまみやビタミンが全部逃げちゃうってところなんです。

そこで考え出したのが、「素材に含む水分を逃がさずに、むしろその水分で煮ちゃえばいいんじゃね?」ってやり方。素材に熱を伝えて、素材から出る水分で煮たり、素材の水分を蒸気にして蒸すことで、素材にまんべんなく熱を伝える、ってやり方です。そのために必要なこと、「密閉」と「水・蒸気」の循環。

無水調理の代表選手は何といってもこの無水鍋。名前の通りw。これ、アルミ鋳物でできてます。アルミの伝導性と、鋳物の堅牢性に加えて、アルミが苦手だった蓄熱性を「厚さ」でカバーしてるんですよね。これ、一生モノを超えちゃって、親から子へ、子から孫への3世代。いいです。



9. 燻製 - ロッヂのダッチオーブン

燻製。。。さすがにここまで来るとおうちではやらないです、、、かね、、、よねw!?ま、鍋でなかなかやらない調理の一つが、「鍋の中に熱源(っていうか火)がある料理」ですね。直火でいぶしたり煙であぶったりとか。だって、、、鍋は関係ないですものね。

ところが。唯一これを実現してくれる鍋があるんです。それが近年はやってしまっている「ダッチオーブン」。ダッチオーブンってアウトドアで使うような代物で、とにかく「強い」。「堅牢」です。ま、もちろん落としたら割れたりするやつや、メンテナンスがめんどくさい、とか、やたら重いって話はありますがw。でもでも、例えば庭でこんなことできちゃうような親父って、、、かっちょえぇ~ですわねw。





いつも長文・駄文におつきあいくださりありがとうございます!


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