鍋って呼んでもいい?鍋と呼ばれる4つ条件を再定義(例外ありw)

世の中には鍋があふれてます。あれもこれも全部「鍋」って呼んでます。でも、正確な鍋の定義ってご存知ですか?

鍋っていろんな加熱調理ができちゃいますよね。「沸かす」とか「茹でる」とか「煮る」とか「揚げる」とか「炊く」とか「蒸す」とか「焼く」って(過去記事 「 煮物だけじゃない!鍋を使いたおす8つの調理方法(とおすすめの逸品)」 参照くらさい)。

じゃ、どうしてこんなにいろいろできちゃうんでしょうね?え?それが鍋の仕事だから?まぁ、そりゃそうですねw。正確には、鍋は、素材を温めるっていうミッションのために、素材に熱を伝えたり、素材に伝える熱を調節したりするわけです。鬼嫁を幸せにするために頑張る僕みたいにw。(過去記事 「意外と忘れちゃう?鍋の究極のミッションと2つの仕事(奥様必読!)」 参照)

でもでも、鍋ってね、その意味とか仕様がきっちりと定義されていないんです。そんなことに触れる人が・・・世の中にいない。だってあたりまえなんですものね。「見ただけでわかる」ってw。んが。そんな当たり前のことに疑問を持ってしまったのが僕。で、こうやって記事にしちゃうのが僕。ってことで、鍋の基本の仕様について考えちゃいました。

ずばり簡単に言っちゃうと、「加熱できて」「熱を貯めれて」「熱を伝える」、っていう3つの熱の仕様と、「いれもの」であるっていう形の仕様を満たしてたら、、、それは鍋です。ってことで、ここでは鍋が熱を伝えるためのとっても基本であるこの4つの仕様について説明しますね。ま、知らなくても生きていけますね(誰も定義しないわけだわw)。興味のある方はご一読くださいませませ。

~本日のお品書き~ 1. 「いれもの」(形の仕様)
2. 「熱を伝える」(熱の仕様)
3. 「熱をためる」(熱の仕様)
4. 「加熱できる」(熱の仕様)


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1. 「いれもの」(形の仕様)

まず、わかりやすく形の仕様から。鍋って、「いれもの」じゃなきゃダメですよね。うん、あったりまえw。鍋って、水とかスープもどばどば入れられちゃうし、野菜とか肉とかごろごろ入れられちゃいますものね。液体も個体とか、来る(入れられる)ものをも拒まずにちゃんと受け入れてくれる広い心を持っているわけですw。

もちろん、穴が開いてたらこぼれちゃうからだめw。そんなのは鍋って言いませんっw。

※こちらは皆さんご存知しゃぶしゃぶ鍋。あれ?よくよく見るとど真ん中に穴があいている。そうなんです。しゃぶしゃぶって冷たい素材を急速にあったためないといけないので熱源(コンロ)との表面積を増やすために穴をあけているねすね。あれ?穴があいてるけど鍋って呼んでも・・・いいですよねw!




2. 「熱を伝える」(熱の仕様)

次は、鍋の一番大切な仕様、「素材」に「熱を伝導できる」じゃなきゃダメですよね。はい、これもあったりまえw。鍋にいろいろ入れたはいいけど、、、温まらないってのはナンセンスですもの。ってことで、熱を伝導できるってのはやっぱりすれたれない基本仕様なんですよねw。

あ、ちなみに、中の様子が見えることっていう仕様は・・・基本仕様じゃありませんっ!

※こちらは耐熱ガラスでできた鍋です。ガラスって熱を伝えるのがとぉ~ってもへたなのですが(熱伝導率が低いのですが)、ま、中の様子が見えてとっても面白いので(息子怪獣大喜び)、、、お鍋って呼んでも・・・いいですよね!?




3. 「熱をためる」(熱の仕様)

これは、料理する人もあんまり考えていないけど、実はとぉっても大切な仕様。「熱を蓄積できる」ってことです。

この仕様って、調理方法や素材の量によってはいらない仕様だったりします。お湯を沸かして、ハイ終わり!っていう料理にはいらないw。たぁ~っぷりのお湯でちょっとの素材をゆでるだけ!っていう料理にもいらない。

でも、「熱を蓄積できる」っていう仕様がとぉ~っても大切な料理があるんです。

・「急激な温度変化」が失敗の原因になっちゃう揚げ物や
・「全体を均一に温める」とおいしくなる煮込み料理
・「余熱でじんわり温める」と上手に出来上がる炊き込み料理

※こちらは紙鍋って呼ばれる鍋ですね。紙はもちろん熱なんて蓄積しません(厳密な物理とか工学の世界では蓄熱してますが)。んが。最初にこの紙鍋に出会ったときの感動があるので、これもお鍋ってよんで・・・いいですよね(例外が大杉w)。




4. 「加熱できる」(熱の仕様)

「いれもの」で、「熱を伝導できて」、「熱を蓄積できて」・・・でも、これだけだと鍋じゃないっす(笑)。

ってことで、最後の基本仕様は「加熱できる」ってこと。鍋が加熱できるってあたりまえですわねw。これ、もうちょっと言うと加熱しても大丈夫ってこと。加熱しちゃって溶けちゃったり燃えちゃったりするようでは困っちゃいますものね。そんなのはまだまだ鍋って言えませんよねw。


余談ですが、加熱して溶けたり燃えない鍋だったとしてもですね、加熱器具によっては鍋が温まらない場合があります。IHクッキングヒーターって、アルミ鍋がダメだったり、中華鍋がダメだったりするので、あいつw。加熱器具に合った加熱できる鍋を選びましょう!

※これはさすがの僕も鍋って呼ばせてもらおうなんて思いませんw。ひよこ、かわいいですね。そんなひよこと鍋を掛け合わせると・・・(クリック注意ですw)。




いつも長文・駄文におつきあいくださりありがとうございます。

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