ピーラーの刃は砥げるのか?
~ピーラーのメンテナンスの限界を知る~

ピーラーの機械的な構造がわかったところで、次はメンテナンスについて理解しておきましょう。結論から先にお伝えすると、ピーラーのメンテナンスのポイントはたった一つ、「使ったらすぐ洗う」しかありません(涙)。現実って時には厳しいものなんです。



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ピーラーはメンテナンスフリーか?

メンテナンスフリーですよ!とかいう売り言葉ってよくありますよね。あの言葉、魔法の営業文句なので注意が必要です。メンテナンスフリーの言葉って実はずるいんです。(←すべての製品がそうではありませんが)。

メンテナンスの度合いにもよりますが、徹底的なメンテナンスの流れはこんなステップになりますよね。これ、オーバーホールって言ったりしますw。

①部品に分解して
②一つ一つの部品を、最初と同じ性能にして
③もう一度組み立てなおして
④最初と同じ性能にする

で、これをやるために必要な機械的な構造の特徴は何かというと・・・、分解できて、組み立てられる、ってことです。そして、メンテナンスフリーをうたっている一部の製品は、分解できないようになってしまっているんですよね。

性能が落ちない製品なんて世界中のどこを探してもありません。分解できない、イコール、メンテナンスできない、ってことは性能が悪くなり続けることを意味しているんです。

で、メーカーは、すぐに性能が劣化しにくくするためにどうするか?「使用上の注意」ってところに「あーしろこーしろ」、とか、「あーしちゃだめこーしちゃだめ」って書くわけです。そして、僕ら消費者が「性能が劣化しちゃったぉ」って相談しても、「使用上の注意を守ってないでしょ!」っていう感じで一刀両断してくれるわけですw。ずるいですよねw。

ということで、メンテナンスフリーという言葉は「あ、消耗品なのね」くらいにとらえておいたほうが精神衛生上は良好です。

ピーラーはメンテナンスフリー

さてさて、前置きが長くなりましたが、ピーラーのメンテナンス。結論はメンテナンスフリーです。ピーラーのメンテナンスでやることは1つだけです。「使ったらすぐ洗う」。

逆の意味で、やってはいけないことはいくつかあり、それを眺めておいた方が良いかもしれませんね。思いつくままに、こんなにやってはいけないことがあるんです。基本的に錆(サビ)とばい菌に気を付ければよいみたいです。

 ・使ったあとしばらく放置して洗わない(ばい菌でますし錆びます)
 ・洗おうと思って水の中でしばらく放置する(ばい菌でますし錆びます)
 ・洗って乾かさない(錆びますばい菌でます)
 ・最愛のお父さんの髭をそる(血がでます)
 ・にっくき鬼嫁の贅肉をそぎ落とす(殺されます)

ピーラーは刃を研いだり部品の替えが効かないので(一部の商品は可能)、基本的には一度買ったら使い捨てになると思っていてください。ただし、ステンレスの刃は使い方さえ間違えなければずっと(少なくとも10年20年は)使えます。10年20年は鬼嫁との付き合い以上に長くなるかもしれないので、ぜひともお気に入りの一品を入手したいものですねw。

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